12月7日に、あおもりOSS中核人材育成事業の成果発表会が開催されました。
成果発表会で、株式会社青森電子計算センターと青森大学ソフトウェア情報学部が発表した、演習実施内容の説明資料を公開いたします。資料には、演習の実施体制、概要、本事業におけるシステム開発演習の各工程の紹介などが記されております。
よろしかったら、ご覧下さい。
このサイトについて青森大学ソフトウェア情報学部は、平成19年度の青森県による「あおもりOSS中核人材育成事業」に、「顧客ニーズに対応したシステム開発を実践できるIT人材の育成」というテーマで応募し、採択されました。この内容につきましては、詳しくは以下をご覧下さい。 このサイトでは、青森大学ソフトウェア情報学部と青森電子計算センターが共同ですすめている、この「あおもりOSS人材育成事業」の実践の記録を、ブログ形式で紹介しています。 | |
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12月7日に、あおもりOSS中核人材育成事業の成果発表会が開催されました。 成果発表会で、株式会社青森電子計算センターと青森大学ソフトウェア情報学部が発表した、演習実施内容の説明資料を公開いたします。資料には、演習の実施体制、概要、本事業におけるシステム開発演習の各工程の紹介などが記されております。 よろしかったら、ご覧下さい。 12月7日の午後に、このブログで実践の記録を紹介している平成19年度 青森県 あおもりOSS中核人材育成事業の成果発表会が行われました。 発表会には、たくさんのみなさんにお越しいただき、大変感謝いたします。会場はいっぱいになりました。
青森大学の栗原学長、ソフトウェア情報学部の友田学部長のあいさつで、成果発表会はスタートしました。
最初に、青森公立大学の大窪嘉壽先生から「IT実践教育の課題 -米国との比較において-」というご講演をいただきました。
次に、今回の事業を公募した青森県の商工労働部新産業創造課から、「青森県の情報産業振興への取り組み」というご講演をいだきました。
そして、今回の研修について、各工程ごとに、講師や大学の教員による研修内容の紹介、受講者によるコメント、会場との質疑応答を行いました。
質疑応答は、会場からたくさんのコメントや質問をいただき、大変盛り上がりました。どうもありがとうございます。
成果発表会の後は、情報交換会が行われ、実際に制作したビデオなどのレンタルショップで使用することを想定したレンタル管理システム『レン太朗』のデモを行いました。 たくさんの方にご覧いただき感謝いたします。
受入検査も終わり、前回でシステム開発の全工程がひとまず完了しました。 これを受けて、今回から3回分の演習では、12月7日の成果発表会に向けてレンタルシステムのデモンストレーションを行うための準備作業と、当日学生の立場で話してもらう内容をまとめる作業の両方を行います。 本日の演習では、デモンストレーションの準備として、 A)スタイルシートと画像パーツの作成 (2名) の三つを行いました。A)とB)は以前から担当者を決めて作業を進めてきたもので、本日はまとまった時間をとってじっくりと作業を進めることができました。 C)は本日から作業を始めましたが、発表会当日のデモンストレーションの段取りを検討したり、実際の準備を行ったりと、着実に作業を進めていました。 受入検査工程: フェーズ2「受入検査とふりかえり」今回は前回に引き続き受け入れ検査をおこないました。
検査項目として残っていた不正入力に対しての処理や、障害時への対応などについて開発したシステムがどのようになっているのかを議論しました。 不正入力に対しては入力チェック処理やSQLインジェクションへの不備が明らかになり、対応するにはこのシステムをどのように改良すればよいのか、どのくらいコストがかかるのかまで議論が進みました。 人間は必ず間違いを起こしますし、設計者の予想外の操作をするものです。また、Webアプリケーションについては、外部(インターネット)からの攻撃も(必要に応じては内部からも)考慮する必要があります(レンタル管理システムをWebアプリケーションとして制作することは少ないと思われますが)。たとえば、HTMLやJavaScript、CSS、SQL、サーバ上で実行可能なコマンドなどのコードを、フォームやURLなどから入力しシステムや他の閲覧者にダメージを与えようとする攻撃や、セッションを乗っ取るなどの攻撃はよく知られています。 また、このシステムの開発を通して今までに気がついた点や反省点などが開発者から意見があがり、顧客が想定していなかった問題点や改良点なども指摘されました。 このような議論を通して、自分たちがどのようなシステムを開発してきたのか、何が問題だったのかを再確認することができました。 本日でシステムの開発を目的とした研修は終了です。みなさまおつかれさまでした。 最後にこの研修事業を通して、得られたことや疑問におもったことを参加者で意見交換しました。
次回からは、この研修事業の成果発表会へ向けて、発表の準備や開発したシステムのデモの準備にはいります。 受入検査工程: フェーズ1「受入検査」今回は、受入検査を行いました。受入検査とは、顧客の要求が開発されたシステムにおいて実現されているか否かを顧客と一緒に確認する検査です。 そこで、以下のような観点に基づいて細かい項目をリストアップしていき、それを元に顧客役とのディスカッションが行われました。 1.顧客からの要求事項について、対応は確認されているか
このとき重要なことは、自分の作成したシステムについて十分理解していることは勿論、顧客の立場に立って質問に的確に答えられることです。 システム開発者にとって「技術力」と「コミュニケーション能力」はそれぞれ重要であることが、認識できたと思います。 次回は、受入試験およびシステムのまとめを行います。 12月7日の午後に、青森大学で、この研修の成果発表会が下記の要領で開催されます。 日時: 2007年12月7日(金) 13:30~16:00 会場: 青森大学 図書館新館 3F 視聴覚室 主催: 青森大学、株式会社青森電子計算センター、青森県 プログラム(予定): 会場付近の地図、参加方法、主旨など、詳しくは、「平成19年度 あおもりOSS中核人材育成事業 成果発表会のお知らせ」をご覧下さい。 運用試験工程: フェーズ5「運用試験」今回の研修は、以下の3つのことを分担して行いました。
運用試験の続きでは、これまで試験を行って不具合の出たところの修正と試験のやり直しを行いました。 また、未着手の機能のうち、比較的容易に実装できそうなものを作成しました。これまでの開発で実力が上がったのか、それなりに難易度の高い機能でも、短時間で実装できるようになってきました。
成果発表会に向けた準備では、みんなで用意した商品・会員・レンタル履歴などのデモンストレーション用の情報を、データベースに入力しやすい形に変換するなどの作業を進めていました。
デザイン班では、メニュー項目の詳細デザインとHTMLの構造のリファインを行いました。
運用試験工程: フェーズ4「運用試験」今回は、本格的な運用試験の2回目でした。
前回、CDの貸出がうまくできないという問題が発見されました。CDの貸出機能は、担当者が修正を行い、それ以外の部分のテストをすすめていきます。
2日目以降の運用試験を行うと、返却処理の不具合も発見されました。 返却処理は、会員カード、貸出時に発行される伝票、貸し出したDVDなどの商品のいずれを用いても行えるようになっています(返却するときに会員カードや伝票を持ってきてくれない場合もあるので)。 しかし、会員カードを元に返却処理を行なおうとすると、最新の未返却商品を含んだレシートに記載された商品しか返却処理ができないことがわかりました。つまり、返却する前に、次の商品を借りる人もいるという可能性を考慮していなかったのです。 こうして発見された不具合を修正し、運用試験を継続していきます。
また、運用試験と並行して、デザイン班が構成されました。 画面の大雑把な構成は、以前に設計され、これはHTMLのテンプレートとして提供されています。この構成を元に、細かいデザインを確定し、CSSやグラフィックパーツなどを作成するのが、デザイン班の仕事です。 まず、デザイン班では、ページの構成を再確認しました。そして、どんなグラフィックイメージにするかを検討しました。 グラフィックイメージの検討を詰めていくと、ビデオショップ「青い森」のロゴマークなどをそろそろ決める必要があることがわかりました。 そこで、ロゴマークのアイデア・を20個くらい作りました。
アイデア・スケッチをいろいろな人に見てもらって意見を聞き、それを元に候補を絞り込みます。
そして、絞り込んだデザインをIllustratorで作成しました。
運用試験工程: フェーズ3「運用試験」いよいよ運用試験が始まりました。 まずは運用試験のためのバリデーションデータを登録します。そして、実際の業務をシミュレーションし、画面の遷移やデータの入出力が適切に行われているかをチェックします。
実際に商品データを登録し始めてみると、商品名に特殊な文字が使われていて登録できない商品があったり、同じタイトルでメディアの異なる商品の扱いをどうするかが決まっていなかったなど、様々な問題点も発見されました。 ソフトを作っているときには、動作チェックをするのに、ついつい気軽に「aaa」とか「あいうえお」のような安直な値を入力してしまいがちです。しかし、実際のデータは「Cutie Circuit 2007〜MAGICAL CUTIE TOUR&9月10日は℃-uteの日〜」のように複雑で長かったりします。 また、Windowsでしか表示できない文字・ケータイでしか表示できない文字などの機種依存文字の問題、文字コードの問題、文字セットの問題などもあります。さらに、半角・全角文字、空白の取り扱いのルール…。etc. 実際の業務では、このような現実世界の複雑さ・あいまいさ・多様性に対応する必要が出てくることに留意しましょう。 データ登録に続いて、実際のレンタル業務のシミュレーションを行います。講師の指示に従って、新作を借りる人、旧作を借りる人、混ぜて借りる人、一度にたくさん借りる人など、様々なパターンのレンタルイベントを店員として実施してみます。さらにポイント処理など、実際に行ってみるとかなり複雑なことになりますが、システムが正常に動作したか、データが正しく更新されたか、すべて手作業で確認を行います。
意外と(?)トラブルは少なかったようですが、いくつかの不具合も見つかりました。またシミュレーションのためにサーバの時刻を変更したところ、認証処理のcookieがうまく機能ないという、運用テスト固有の問題も出ていたようです。
本日は営業初日を想定したシミュレーションを行いましたが、次回は2日後の営業分のシミュレーションを行います。レンタルと返却が重なる上、ポイント払いの会員も出てくるなど、さらに複雑になりそうです。 運用試験工程: フェーズ2「運用試験」今回は、前回に継続して運用試験用のデータの作成と運用試験の一部を実施しました。まだ、レンタル機能の結合試験が完了していない部分があり、通しで行う運用試験には入れない状態でした。 一方で、店員管理や商品管理機能は結合試験が終了しています。そこで、新店舗がオープンする前の開店準備の作業も兼ねて、店員登録や商品登録などを行いつつ、登録データのチェック(運用試験)を開始しました。
実際の業務でも、アクシデントにより、予定の通りにプロジェクトが進行しないことがあります。このようなときには、問題を切り分け、できるところはすすめ、遅れているところにはテコ入れをして、うまく作業分担できるようにがんばりたいところです。
レンタル機能の方は、一日も早く運用試験を開始できるようにがんばって、試験とデバックを繰り返していました。 |
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